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2016年山口旅行withカービィちゃん(1)

もち米

飛行機
「飛行機なんて嫌いだああぎゃああああ」

内心叫びながら、11月21日、私はカービィちゃんと山口に向かうべくお空の上にいた。
事の発端は、父の友人が山口におり
「山口の家を売り払う前に家に来ないか」という誘いを受けた事から始まる。

銀魂では桂さんが一番好きで、その流れで維新志士が好きになり、
いつか山口に行きたい、萩に行って色々見たいと思っていたので
地元の人と一緒に旅行できるのは、まさにその夢が叶う最大のチャンスでした。

まあこの歳で父親と旅行する事になるとは思わなかったんですが。

私の場合特段親と旅行することに抵抗は無いので、
結果2016年11月21日(日)から3泊4日というなかなか長めの旅行に出かけた訳です。
(なのでこのブログを立ち上げる前の旅行です)

とはいえ飛行機は嫌いだあああ!!!

あんな鉄の塊が空飛ぶとかありえないもの。
何より空の上なんて逃げ場ないじゃん!
常に逃げ場を確保するのが一種クセのようなものなので、本当に落ち着けない。
(高校時代の修学旅行に飛行機で九州に行く時も、
離陸から着陸までずっとお守り握りしめてました)

とはいえ新幹線より速く着いて料金も安い、そしてそうしないと
期間限定の「SLやまぐち号」に乗れないと言われてしまえば諦める他は無く。
仕方なしにカービィちゃんと窓の外の風景を撮りながら気を紛らわせてました。

カービィちゃん、やっぱり青空が良く似合う!
今度からはホバリングカービィちゃんもしっかりお迎えしよう。
滅多な事で飛行機乗らないけど。


なんとか墜落する事も無く()無事山口空港に到着。
山口と言えばフグですが、この時はクリスマス仕様になってました。
hugu.jpg

駅から新山口駅に行くためのバス停はほんの30秒くらい。
バスに乗って、いざSLに乗るため新山口駅へ!

SLやまぐち号は、約2時間かけて新山口駅から津和野駅までを
レトロに旅できる蒸気機関車。
期間限定運行で、毎年大盛況です。
そしてこの日は2016年最後の運行日。当然満席で、残念ながらSL弁当は即売り切れ。
でも代わりに買った駅弁も美味しかった!

そしてスゴイ迫力でSL到着!
SL.jpg

これが本物のSL・・・新橋駅の前とかにある動かないやつは見た事あるけど、
現役のは初めて。
水蒸気が水滴になって黒い車体を濡らしていて、
それがまた一層SLの黒い光を美しくきらめかせていてキレイ。

ああ、この時期にプププトレインの駅長カービィちゃんがいれば・・・
でも普通のカービィちゃんもかわゆいよ!!

SLやまぐち号は車両によってコンセプトがあって、
それぞれ明治・大正・昭和・欧州に分かれてます。
私の席の欧州は、青いシートの上にステンドグラスがあってとてもオシャレ。
どこの車両になるかは、乗ってからのお楽しみ。
私は欧州の車両で良かったな~。明治の車両もステキだった!

SL2.jpg
そんなこんなでいよいよSL出発。
本物の汽笛はかっこいい!ロマンを感じずにはいられない音だな。
車内がどことなく煙いのは、窓から汽車の煙が入るから。
だからトンネルになるとみんな窓を閉めるんですね。

次の駅で、今回旅行に誘ってくださった父の友人である松田さんと合流。
この方、以前は国会議員だけが読むという新聞の記者だったという
面白い仕事をされていて、

ご自宅には岸信介直筆の書(色紙サイズ)があるほど。鑑定団に出せそう・・・
※岸信介:「昭和の妖怪」と言われた第56・57代目の総理大臣。
今の阿部さんのおじいちゃん


そんな仕事をしていたからだろうか、車内撮影から自分の席に戻ってきたら、
いつの間にか全く知らない人と楽しそうに話してる。
SLの座席予約で私達の前の席になったという、今日初めて会う人。
もちろん松田さんにとっても初対面。

「ホントは息子も来るはずだったんですけど、昨日突然やっぱやめる、って言われちゃって~。結局1人ですよ」
「そうなんですか?うちは神奈川から友達親子が来てね、これから山口を案内するんですよ~」

見習いたい、このコミュ力。

SLやまぐち号乗車は一種の観光イベントなので、途中でるろ剣の赤べこに出てくる
和風メイドみたいなお姉さんが来たりもしました。
着物にフリルエプロン、たまらん(真顔)

また鉄っちゃんも多く、停車する駅や山の登り道にまで鉄っちゃんが!
手を振ったら得男鹿で振り返してくれました。温かい世界・・・
SLっていいな!

終点の津和野に到着し、早速観光!
松田さんという地元民がいるので、観光はレンタサイクルで行います!

津和野は「山陰の小京都」と言われるほど情緒ある城下町。
白壁と赤瓦の家並みの中に、藩校・養老館や乙女峠マリア聖堂といった
歴史ある建物が何の違和感もなく溶け込んでいます。
入ってすぐにも、なんか時代劇やアニメに出てきそうな立派な漢方薬屋さんが。
薬や

凄く趣があっていい感じ。関東にも漢方薬の専門店があってもいいと思うの。

津和野は用水路の錦鯉が有名で、間近で色とりどりの錦鯉を眺められます。
おそらく環境が良いのと、道行く人にしょっちゅうエサをもらっているせいか、
どれも凄く大きいです。

さらにこの日は年に一度の天神様のお祭りでした。
津和野

整備された道を抜け、民家の間を通り次に向かったのは森鴎外が10歳まで
過ごしていたという旧宅。
鴎外外観鴎外家

最近話題の森鴎外さん
ougai.jpg

奥に森鴎外記念館があるくらいで、特に案内の人とかはいません。
津和野は観光地ではあるんですが、少し道を外れると凄く閑静。こういうところも、
都会とかメジャーな観光地とはまた違う趣があって良い感じです。
なのでここも凄く静か。というか観光地なのに観光客っぽい人があまりいない。

奥の記念館は時間の関係上やむなくスルーして、松田さんの案内に従い次へ向かいます。
川の上に設置された、トタンみたいな「おいこれ大丈夫かよ・・・」という橋を渡り、
完全に地元の人しかわからない道へ。

ただついていく私は次の目的地がわかりません。
このあたりに観光地らしきものがあるとも思えない。
「何処行くの?何もないよ??」と思っていたら・・・

nisi.jpg
アッター!

人通り全くナシ!なのにまさかの文部省指定史跡、西周の旧宅!
近づくどころか敷地内に入るまで全く気付きません。
途中に案内看板もないし、「おー茅葺だー」と思う以外、知らなきゃ絶対スルーする。
当然人はおらず、見学料もかかりません。
にしあまね家
とても・・・静かです・・・・

西周は江戸~明治の幕僚。教科書ではちらっと出てくる程度ですが、
やりすぎ都市伝説で日本初のフリーメイソンって言われてもいました。
森鷗外は系譜上、親族として扱われているそうです。
家が近いのもそういう理由ですかね?

再び自転車で鷲原八幡宮へ。

太鼓
津和野藩の3大社の筆頭とされる由緒正しい神社です。
本殿は何と茅葺!とても風情があります。
ですが社務所はなく、なので朱印もありません。

注目すべきは、神社の前(敷地内)の流鏑馬場。
流鏑馬は鎌倉時代から武士のたしなみの一つとして行われるようになりましたが、
その時代の原形を留めているのは、日本でもここだけという、
歴史資料的にも大変貴重な神社です。

4月の第二日曜日に流鏑馬神事が行われるそうです。
周辺には桜の木も多かったので、行くべきは春のようですね。
昔どこかの梅祭りか何かで流鏑馬見た事ありますが、
あれ本当かっこいいです。
一度実際に見て見る事をオススメします!!


その後道の駅で特産物を眺めつつ(小腹がすいたので焼き芋だけ購入←)、
松田さんが言っていた「城の上からのSLが最高!」を
実際に目にするため、いざ津和野城へ!

津和野城は元々鎌倉時代、沿岸防備のため(城が出来た当時は元寇の翌年)
西石見地方の地頭としてこの地に赴任した吉見氏の居城です。
吉見氏は毛利家の傘下だたので、関ヶ原で西軍が敗れるとこの城を去り、
萩に移動します。

代わりに入城したのが、東軍の坂崎直盛。
この坂崎直盛氏、何で有名かというと、夏の陣で燃え盛る大阪城から、
かの千姫を助け出した武将です。

家康に「千姫を助け出したら嫁にやる」と言われたのに、
結局その約束を反故にされて自害した
(一説には幕閣の甘言に乗った家臣に殺された)と伝わっています。

後世に残っている情報がほぼこれだけというのも、少し悲しいです。
ただ時代劇で夏の陣のシーンをやる時は、千姫の救出シーンで
ちょびちょび出てきてる気がします。
去年の真田丸には出てきませんでしたが(代わりにきりちゃんが活躍してた)

津和野城は山城なので、途中まではリフトを使って登ります。
rihuto.jpg
てっきり箱根にあるやつみたいな、屋根のあるリフトかと思ったら、
こんなスキー場のタイプでした。
久しぶりだな、こういうのに乗るの・・・
それこそ高校のスキー教室以来だよ?もう10年以上前だよ(´・Д・)

ここでカービィちゃんを出して、万が一落としでもしたらシャレにならないので、
流石に自重。
リフトから降りたら、あとは自分の足で頂上を目指します!

降りてすぐに木の杖を貸し出している
(無造作にカゴにつっこんである)ので、それを手にGO。
正直、この杖がないと相当キツイです。
平坦なアスファルトの道に慣れているならなおのこと。

途中、「これうっかり足滑らせたら終わりやん」なんて道や、
足幅が狭いくせに急斜面なところがいくつもありました。
おまけに地面がちょっとぬかるんでいたので気が抜けません。

ヒールはもちろん、パンプスなんかじゃ絶対に登れません。危険すぎる。
津和野城はスニーカーか、私のようなミリタリーブーツで来るべき。

東京でミリタリーグッズと言えば、なアメ横の中田商店さんにわざわざ買いに行き、
家族に散々「ドタ靴」と揶揄されたブーツが、ついに真価を発揮した!!

どうにか頂上に辿り着くと、既に多数の鉄っちゃんが。
やはりSLの人気撮影スポットとしてはそこそこ人気なようです。
とはいえ、駅の時よりかは人が少なかったので、最前列でSLを待ちます。
(´・ω・)
(´・ω・)
( ´ ▽ ` )

そしてついに、SLが来た!
城SL

静かな津和野に、SLの汽笛が鳴り響く。
高層ビルなど、何一つ邪魔をする建物の無い、
津和野をすべて眼下に見下ろせる城の頂では、
音がより澄み渡って聞こえます。

SLの運転手さんも、城の前に位置するこの区間は
人気の写真スポットだと知っているようで、
他の所より多く汽笛を鳴らしてくれるんだそうです。

山と橋の間を、白黒の煙を上げてSLがゆく。
亜紀の終わりの肌寒い風と、薄灰色の空に反響する汽笛が、胸にしみる・・・
その姿が見えなくなるまで、ずっと目で追っていました。

機械的な毎日を送り、凝り固まった心が解放されるような気分でした。
近くから見るSLは迫力があり、遠くから見るSLは情緒があります。

あと、SLが去り、城から降りる途中にこんなものを見つけましたよ。
和ろうそく

一般的なろうそくよりも風に強く、大きくて明るい炎と、
何より煤が出ないという和ろうそくの原料の一つ『ハゼの木』です。
鮮やかな赤がキレイですが、
ウルシ科なのでうっかり素手で触ると人によってはかぶれてしまうので注意!

城を降りた時には結構空が薄暗くなり始めてたんですが、
せっかく来たんだからとそのまま太鼓谷稲荷神社へ。

衣食住、五穀豊穰、商売繁昌の神様である
宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)=稲成大神。
ここは特に願望成就の神様として崇敬されています。

いなり
日本五大稲荷に数えられるだけあって、
京都の伏見稲荷の千本鳥居のような光景が続きます。
城の上り下りでたいぶヒィヒィ言ってましたが、
山口、しかも津和野なんてめったに来られない!と体にムチ打って登る。

ヒィヒィがゼイゼイに変わる。

階段が・・・もう階段が辛いんだ・・・・
酸素を売ってくれ言い値で買おう

石やら木の根やらでボコボコ、斜面の角度もバラバラな城の山道より、
コンクリで整備されて足幅もきちんと揃った階段の方がキツイってどういうことだ・・・
ちょっとTOKIO兄さんたちの
「コンクリートは膝にくる」気持ちが分かった気がします。

息も絶え絶えになった頃、ようやく到着!
門をくぐれば、一気に目の前に広がる鮮やかな朱色の荘厳な社。
凄い・・・頑張って登ってきてよかった。
いなりやしろ

本来は本殿に参拝してから社務所に行くべきなんですが、
到着したのが16時を過ぎていたので、社務所が閉まる前に慌てて朱印を頂きに行きます。
しかし16時過ぎても社務所が開いてるって珍しい。大抵の寺社は、
この時間になるともう閉め始めてしまうので助かりました。
ここまで来て貰えないのはイヤだ・・・!

どうにか今日のミッションを全てこなして、レンタサイクルの所まで戻ってくると、
既に夜の帳が降り始めていました。
でも東京ならこの季節、17時過ぎには真っ暗になっているので、
西日本の方が若干日の入りが遅いのかな?

とはいえ最初の津和野の街道に戻ってきた頃にはすっかり暗くなっていました。
むしろ街道の店がほぼ閉まってて、街灯も少ない分こっちの方が暗いかもしれない(汗)
東京ではまずお目にかかれない暗さ。

時刻表
電車もやばい。
いや、分刻みで時間に追われている東京の方がおかしいんだ(声を大にして主張)

夕食は、松田さん家に行く途中駅・湯田温泉駅目の前の焼き鳥屋さん。
写真撮り忘れてしまったんですが、めちゃくちゃ美味い!つくねがでかい!!
地元にあったら絶対リピートする。

そして驚きべきは、この焼き鳥屋の隣が古本屋だということ。
煙ィィ!!ヽ(゚Д゚;)ノ

これ絶対本に焼き鳥の匂いつくでしょ・・・店内すら若干白い
しかし味のある本屋で、天井まで積み上げられた本と、
通るのがやっとな狭い通路(ドンキより狭い)
「防人防衛史」なんてターゲットがコアすぎる本が目白押し。
絶版済みの掘り出し物とかがいかにも出てきそうな雰囲気でした。
店内の古い時計が、また味がある・・・

そんなこんなで、この山口旅行の拠点となる松田さん家におじゃまします!
帰ってからもう一杯ひっかけたんですが、ここでオススメのおつまみをご紹介★
つまみ

カマボコ+ウニ(瀬戸内の紫ウニ)+わさび+海苔
これに醤油をちょんと付けて食べるとめっちゃ日本酒に合う!!
私、ウニ苦手だったんですけど、これは美味い!
あんなに焼き鳥食べたのに手が止まりません。

1日目はこれにて終了。
いやあ、しょっぱなから充実しすぎて後が怖いヽ(´∀`)ノ
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Posted byもち米

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