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34年ぶりに展示される超貴重な刀を見に!大阪遠征1日目〈埋忠展(大阪歴史博物館)〉

もち米

今回の遠征の目的は、
2020年10月31日〜12月14日まで開催されている特別展、
『埋忠〈UMETADA〉〜桃山刀剣界の雄〜』

歴史館前4

PCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」と
コラボして館内にパネルが設置される他、
限定グッズも販売されます。

東京でも開催されますが、
刀剣乱舞に出てくる刀がより多く出展されるのは大阪。
下記の刀を一度に見れちゃいます。

◾️山伏国広
◾️明石国行
◾️桑名江
◾️太鼓鐘貞宗
◾️毛利藤四郎
◾️博多藤四郎

何よりも目玉なのは「山伏国広」。
個人所蔵のため展示されることが滅多になく、
最後に展示されたのは、なんと1986年だというから驚き!

明石と博多、毛利も大阪展のみですが、
明石は割といろんなところで展示されていますね。
博多くんも多いです。さすがジャパニーズビジネスマン(笑)
レア度でいえば断然山伏です。

この機会を逃したら、きっと今後山伏を見ることは叶わない…
ということで、友人と2人で1泊2日の大阪遠征を決行しました。


大阪歴史博物館
歴史館前

歴史館前2
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」の
9号出口を出てすぐ目の前です。

かつては難波宮があったとされる碑が立っており、茅葺き屋根も。
ちなみに博物館の左には大阪NHKがあります。
歴史館前3

なお大阪歴史博物館は入り口が複数あり、
この駅出口から館内に入ろうとすると
レストランの前を通って
やや裏口から入るような形になります。

大きい荷物はコインロッカーへ。
利用する際は100円を投入しますが、
荷物を出す時に戻ってくるので実質0円です。親切!!

館内併設レストランで腹ごしらえをして、いざ特別展へ!
※レストランで食べたメニューは前記事参照

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

チケット

刀剣では慶長(1596~1615)時代以前のものを古刀と呼び、
以後のものを新刀と呼びます。
埋忠一門は新刀の先駆けといえる時期に登場しました。

特徴は、刀剣だけでなく鐔や鎺(はばき)などの
刀剣に関わる金具類も手がけたこと。
特に鎺の名工としてまず名前が上がるほど有名です。

また名刀の磨上(すりあげ=寸法を詰める)や、
磨上げに伴う金象嵌銘(きんぞうがんめい)の嵌入、
「埋忠銘鑑」と呼ばれる作業記録も作成しています。

要するに、日本刀に関わるほぼ全ての
作成・管理工程を手がけていたわけです。
ここまでオールマイティーにこなしている一門は
他に類がないそうです。


館内は当然撮影禁止。
音声ガイドは600円で借りられ、イヤホンは持ち帰れます。

入り口正面右手には、いきなり国宝・明石国行がドーン!
明石
※公式HPより転載(https://umetada2020-2021.jp/)
いつ見ても流麗な姿です。


その左手にある大きな独立ショーケースには、
お目当ての山伏国広が。

もう、なんと表現したら良いか…
ただただ、感無量。

勇壮な反りの姿、勇ましい刃紋。
刀身表には「武運長久」の文字と梵字が、
裏には不動明王の姿と梵字が彫られています。

説明書きには所持者への強い祈願の思いが
込められていると書かれており、
まさにそんな、刀自身の強さと
込められた思いの強さを感じます。

武運長久の文字の彫りの力強さはもちろん、不動明王の姿が…。
写実的で、後ろの炎の躍動感まで
細かく描写されていて、もうすごいの一言。

これが、「国広の傑作」───!

会場で展示されている埋忠の刀にも
不動明王や昇り竜の彫り物がされている刀は
数多くありましたが、細部のクオリティが桁違い。
もちろんそれはそれで味があるんですけどね。


同じ不動明王の彫りがされている刀では、
埋忠明寿が作刀した
太刀 山城国西陣住人埋忠明寿(花押)/慶長三年八月月日他江不可渡之
※名前長すぎる(;´д`)
も、広い身幅に緩やかな起伏の刃紋といい、個人的には好きでした。
表面しか見れませんでしたが、裏には龍も掘られているそう。
あと鎺が(おそらく菊)花でオシャレでした。

はばき
こんなの

埋忠明寿が新刀の祖と呼ばれる由縁になった刀らしく、
埋忠明寿の現存唯一の長物とされているため激レアです。


刀剣乱舞の刀でいえば、桑名江は初めて見ました。
桑名くんこんな姿してたんだね。綺麗だよ(*´~`*)

貞ちゃん(太鼓鐘貞宗)は以前も見たのですが、
こんな小さくて細身だったっけ?とちょっと困惑。
毛利くん(毛利藤四郎)の方が大きい。
博多くん(博多藤四郎)は穏やかな刀身でした。

一回見た刀も、改めて見ると記憶と違っていたり
新しい姿が見えたりするので楽しいですね。


刀剣乱舞に出てくる以外で気になった刀といえば、
『享保名物帳』によって相州正宗、粟田口吉光とともに
名物三作と呼ばれるほど珍重された
江(郷) 義弘の稲葉江北野江
桑名くんと同じ江の兄弟です。

なお、義弘の現存作刀で在銘のものは皆無であるため、
「郷とお化けは見たことがない」と言われています。


あとは九鬼正宗もすごかったですね。
九鬼
※公式HPより転載(https://umetada2020-2021.jp/)

地鉄の黒と刃紋の白のコントラストと、すーっと伸びた刀身が美しい。
触れるどころか近づいただけで指の1〜2本は斬り落とされそう。

名工・正宗の最高傑作の一つで、
名前の由来は九鬼長門守守隆が所持していたため。
現在は国宝に指定されています。


朝霜
※公式HPより転載(https://umetada2020-2021.jp/)

南北朝時代の備中(岡山)の刀工・次直が作刀し、
埋忠が磨上げたという「朝霜」は、
名前のイメージとは裏腹にだいぶガッチリしています。
写真より実物で見る方が断然太いし大きい。

なお同じケースで隣に展示されていた「助包」も太く大きく力強い刀で、
しかも国宝で個人蔵……ど、どうやって管理してるんだろう( ;゚Д゚)


刀のほか、鍔もある程度展示されていたのですが
素敵でしたね。刀の鍔はかっこいい!

これなんかは十二支モチーフの鍔です。
鍔
※公式HPより転載(https://umetada2020-2021.jp/)

おそらくは裏側にあるのかもしれませんが、
説明書きには「馬に猿が乗っている」とのこと。
ユニークさも併せ持っています。

あと桜と紅葉を両方彫っているから
季節を問わず使えるなんて鍔も。
雲錦図というらしいです。
いいアイデアだな!着物もぜひその柄欲しい。

鍔を見ると、日本刀は武器であり美術品でもあるという
言葉が一層深まります。


超絶うろ覚え配置図⬇︎
配置図1

配置図2

配置図3

配置図4

大阪歴史博物館は10階まであり、
常設展のクオリティもすごそうなのですが
時間がなくて断念しました。

それでも行って良かった。本当に良かった!!
大満足です。
歴史館中

当初の目的は果たせたので、
あとは大阪で行って見たかった場所にゆるゆるLet’GO。
一般的な大阪観光とは違う場所を目指します。
それはまた次回!
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